スティーヴ・ヴァイ

さて、今日はスティーヴ・ヴァイについて書き連ねます。

スティーヴ・ヴァイを初めて聴いたのは、友達から借りた”スーパーギタリスト列伝”のビデオクリップ。たった一曲聴いただけで、すっかりファンになってしまい、翌日昼休みに駅まで行ってアルバムを購入しました。

タイミングよく、その年は、ソロ名義“VAI”のツアー中。既にチケットは完売だった為、友達から強引に譲ってもらって行きました。それから、ヴァイが来日する時は、欠かさず行っていますが、ヴァイのライブで一番素晴らしかったのは、ファイヤー・ガーデンツアーですね。

その理由として、直ぐ目の前でヴァイが演奏してたってのも有るんですが、なんと、ファイヤー・ガーデンツアーでは、あの地獄のギタリスト、“ジャック・バトラー”が復活したんですよ。

ファイヤー・ガーデン

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Sony Music Direct
• 発売日: 2005/02/23
• メディア: CD

ジャック・バトラーとは、映画「クロスロード」で若かりしヴァイが演じており、ラルフ･マッチオ演じる主人公のラスボスとして登場します。これが格好良いんですよ！ギターバトルの楽曲も素晴らしく、ビデオからMDに録音して、聞きまくってました。

今なら、ヴァイが手がけた楽曲を集めたアルバムが出ており、収録されています。クロスロードの他、原始のマンの「Get the Hell Out of Here」や、ビルとテッドの地獄旅行の音源が収録されてます。ファンアイテムとしては十分過ぎる内容です（やっぱ、クロスロードの音源が収録されてるのがでかいな）。

イルーシヴ・ライト・アンド・サウンド Vol.1

• アーティスト: スティーヴ・ヴァイ
• 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
• 発売日: 2002/06/21
• メディア: CD

ライブでは、ラルフ･マッチオの代わりをマイク･ケネリーが演じており、まさに映画のラストバトルの再現でした。いや、友達と「クロスロードのバトルっぽい事をやってくんないかね」「大分昔の映画だし、無理でしょ」とか言ってたんですが、「Bad Horsie」の演奏が終わって舞台が暗転した後、クロスロード劇中のセリフが流れた時は、全身に鳥肌が立ちました。

「Bad Horsie」からクロスロードに繋がり、「I Would Love To」に流れていく構成は、恐らく二度とないでしょう。マイク･ケネリーの演奏も流石でした。

このように、ヴァイの中でも至高のファイヤーガーデン･ツアーですが、この模様を納めた映像作品は無いんですよね。非常に残念です。お隣の韓国ではＴＶ放映されており、番組録画した海賊版は日本でも売られていました。

ちなみにですが、ヴァイはB'zと一緒に曲を作ったり、大昔にはレベッカのギタリストしてたりもします。まだまだ、他にも「え？これヴァイの仕事なん？」てのは沢山あります。Xboxのヘイロー2のメイン曲とか、ランブルローズの“ヤンキー･ローズ”もヴァイの曲です。

またアルバムを発表して、是非日本に来て貰いたいです。

クロスロード [DVD]

• 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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