ロストプラネット2

さて、今回は“ランニングスルー”解除記念で、「ロストプラネット2」を書き連ねます。

前作、ロストプラネットから10年後の惑星EDN-3が舞台で、“急激な温暖化により、雪に覆われていた惑星にジャングルが出現、それに伴い生態系にも変化が現れる”と設定からして無茶苦茶ですが、ストーリーや設定には定評のある（悪い意味で）カプコンが製作してるので、あまり気にしては駄目です。

今回は、オンライン対戦の他に、最大4人が協力してキャンペーンを進める事が出来るのが大きな特徴です。前作より武器も増えて、自キャラのカスタマイズも多彩に出来ます。

いや、前作は無茶苦茶やり込んだんですよ。平日も深夜2～3時までやるのは当たり前、休日前には寝落ちするまでやってましたからね。オンラインでの最高ランクに達しても全然飽きなくて、完全にピロ中毒。私にTPS（三人称視点）ゲームの楽しさを教えてくれた作品です。

そして、前作から3年半の歳月を得て、待望の続編の登場ですよ（間に前作の拡張版、「ロストプラネットコロニーズ」は有りましたが）。

そりゃもう、期待しまくりで新情報が出る度にワクワクしましたからね。体験版もやり込んだし、製品版では私の大好きなキャラカスタマイズも出来るしで、発売までの数ヶ月は、ワクワク月間でしたよ。

キャラカスタマイズに関してですが、キャラクターに“麗隊”という、女性キャラが居るんですが、これがもう、お尻やら胸やら太腿やらが艶っぽくて、実にエロい！恥を捨てて、ずーっと麗隊を使ってます。

ワイヤーアクションは健在だし、グラフィックも申し分なく、モーションも丁寧に作りこまれている。協力プレイも楽しく、巨大ボスも迫力がある。まさに期待通りの作品に仕上がっていました。私の中では、2010年ベストゲームです。

ロスト プラネット 2

• 出版社/メーカー: カプコン
• メディア: Video Game

　　　
ただ、世間の評判は悪いんですよ。オンライン対戦のバランスが最悪ってのが多数の意見みたいです。確かに悪いとは思います。武器を手に入れるのが凄く面倒くさい＆運任せな割には、武器の強弱があり過ぎるし、オンライン対戦部屋を個別に立てられなくなりましたし（プレマでは可能だったかな？）。

しかし、ここで私は声を大にして言いたい。

「前作も、バランスむっちゃ悪かったと思いますけどー！」

いや、ロストプラネットってもともとバランス悪いゲームだったじゃないですか、「武器の強弱が激しい」「マップのバランスが悪い為、一方的になりやすい」「動きがモッサリしている」とかね。特にマップに関しては、最初の拠点が上か下かで絶望的に不利なマップが幾つかありました。

今作は、それらの理不尽を少しでも解消すべく、「VS連続乗り降り防止」「エネガン弱体化」「リスポン位置が選べる」「ダッシュの導入」と前作の不満点を少しでも解消しようとしてはいるんですよ。

ただ、「エネガンやホーミングの弱体化で武器のバランスを取ろうとした割には、相変わらずな武器のバランス」「武器やカスタマイズパーツの所得方法が運まかせのルーレット」「途中参加出来ない協力プレイ」「高速ガッツが出来ない」等々、皆が不満に思うのも頷ける粗も多々有ります。

でも、私は再度声を大にして言いたい。

「バランス悪いのも含めてロストプラネットだと思いますけどー！」

確かにバランスが良いに越した事はないです。ただ、ロストプラネットにバランスを求めるのは無理かなーと思うんですよね。格闘ゲームのバランスは海外より日本が優れているように、TPS/FPSの対戦バランスは、海外の方がアドバンテージがある分優れており、日本はこれからだと思います（ヘイロー3のドキュメンタリー見ると、バランス取りの力の入れ様が半端じゃない）。

前作の発売時と違って、今は良作のゲームが沢山出てますので、それも２の評価が低い一因かも知れませんね（家庭用でTPSってのも珍しかった気がします）。

かくいう私も、今はたまに協力プレイをやる程度で、前作程やってはいません（一応 “雪輝”“大雪賊五連制覇”まではやり込みましたが）。

あ、どうしても許せない不満点があった。リボルバーのリロード音。何故変えたんだカプコンよ。あの、「ピキュィーーーン、ヂャッ！」ってのが、最高に心地良かったのに、、、

ロスト プラネット2 ザ・コンプリートガイド

• 作者:
• 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
• 発売日: 2010/07/02
• メディア: 単行本

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