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劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル [映画]

さて、DVD発売記念で、今回は「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」を書き連ねます。

私はドラマを殆ど見ません、と言うか好きでは有りません。飯の最中に嫁がドラマを見てると、自室で食う位、好きではないです(チャンネルを変えろとは言えない)。

そんな私が、唯一、楽しみに見ていたドラマ「TRICK」。その劇場版の3作目になります。

超実力派マジシャン(自称)の山田奈緒子が、超絶美人霊能力者(自称)となり、とある村の財産目的で、神様の座を懸けて他の霊能力者達とバトルロイヤルを繰り広げるのが、大まかなストーリーです。



まぁ、何時もと変わらないワンパターンなストーリーですが、TRICKはストーリを楽しむのではなく、山田と上田の掛け合い、雰囲気を楽しむものなので、余り気にしては駄目です。

また、画面の随所に散りばめられている楽屋落ち的な部分も、TRICKの魅力の一つとなっているのですが、ご新規さん無視な感じがしないでもありません。

ぶっちゃけ、この映画、単体で観ると全然面白く無いと思いますw

ドラマでは、謎解き+お笑いをベースとして、しっかりとしたストーリーの骨組みがあったんですが(父親の死の真相とか、奈緒子の霊能力の謎とか)、劇場版は、ファンサービスの趣が強いです。

全体を通して笑いの要素が強い「TRICK」ですが、結構、人は死にます。自分勝手で理不尽な動機で殺人が行われることが多く、事件の結末としては後味が悪いです。

山田と上田のラストの絡みが、ややもすれば、暗い結末になりそうな雰囲気を中和しており、ハッピーエンド好きの私には救われます。鬼束ちひろのエンディングも良かったです。

それはそうと、劇場版の登場が2回目になる、矢部謙三の部下、秋葉原人もようやくTRICKの世界に馴染んだ感があります。最初は「石原の代わりは絶対に勤まるもんか!」と思ってましたが、馴れるもんですね。

しかし、石原刑事が降板した時はショックでした。サブキャラの中では、一番良い味をだしていましたからね。「これで決まりじゃ~!ドットコム!」は、シリーズ屈指の名セリフです。

石原役の前原一輝さんが芸能界を引退しての降板だったので、もうTRICKでの登場は諦めてたんですが、スピンオフ作品「警部補 矢部謙三」で復活して、往年のキレた演技を披露してくれました。

石原刑事復活は、シーズン1からリアルタイムで観てた人には、感涙もののサプライズだったのではないでしょうか。(鬼塚ちひろも復活してくれないかな~)

山田と上田の付かず離れずの関係も良いです。幸せになってほしいと思う一方、このままの関係を、ずーっと見ていたいとも思います。

何時も、観終わった後に不思議な余韻を残してくれる「TRICK」。果たして再度の復活はあるのでしょうか?


日本科学技術大学教授上田次郎のなぜベストを尽くさないのか

日本科学技術大学教授上田次郎のなぜベストを尽くさないのか

  • 作者: 上田 次郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/06/29
  • メディア: 単行本



タグ:映画
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