ワイン・ガードナー [ヒーロー]
今日、職場の休憩所で一服していると、
「グレカンさん、バイク乗ってるんですか?」
と聞かれ、バイク談義に花が咲きました。いやー、蘇る私のバイク人生…
私は実際に乗るのはオフロードオンリーなのですが、観戦はオン・オフ共に楽しみます。
そして、私が死ぬまでに生でお会いしたいヒーローの一人が、80年から90年に掛けて活躍した、ブルーサンダーこと、ワイン・ガードナーです。
そのロスマンズカラーに身を包んだアグレッシブな走りは多くのファンを魅了し、転倒しても諦めないその精神は、非常に日本人好みであったと思います。
私以上にガードナーが好きだった弟は、吸えもしないのに、ロスマンズのタバコを部屋に飾っていました。(そう考えると、やはり影響効果あるんだね。マルボロヤマハ然り、ラッキーストライクスズキ然り)
さて、何時もTVでしかその勇姿を見られなかったガードナーですが、92年鈴鹿GPでその走りを生で見る事が出来ました。あいにくの天候でしたが、初めて見る二輪最高峰のレースは音、スピードと凄い迫力で、無理して青春18キップで鈴鹿まで来た甲斐があったと、弟と二人で興奮しまくりでした。
決勝は、ガードナーが2LAP早々に第一コーナーで派手に転倒。100Rと180Rの間に陣取っていた我々は、
「え?もう?まだ一周しか拝んでないよ~」
と愕然としましたが、そこはガードナー。なんとフロントカウル破損の状態で、最後尾から鬼のような追い上げ。ファステストラップを毎週更新する勢いで、それはもう、ハラハラドキドキでした(また転倒するんじゃないかという意味で)。
実際、この時のレースは、安定した走りで定評のあるウェイン・レイニーが目の前ですっ転び、コシンスキーも転倒と、上位陣の転倒が多かったと記憶しています。
雨で他のライダーが思うようにペースをあげられない中、一人驚異的なタイムで周回するガードナー。順位があがるアナウンスが流れる度に、サーキット場で大きな歓声があがり、このレースの主役はトップのドゥーハンではなく、間違いなくガードナーでした。
しかし、レースも終盤に近づき、ガードナーの先を走るマモラとの差が徐々に縮まり、5位は確実と思われていた矢先、180Rで待っていた我々兄弟の目に飛び込んできたのは、ダンロップコーナーで二度目の転倒を起こし、すべる様に路面を滑走するNSRとガードナーでした。
後で知ったのですが、この時ストローバリアの下に運悪く体が入ってしまったガードナーは足を骨折してしまい、それがこの年で引退を決意した一因になったそうです。
確かこの年はアーブカネモトと再び手を組んで、万全な体制で臨んでいただけに、開幕戦での骨折による長期欠場はショックも大きかったと思います。
残念な結果に終わってしまいましたが、転倒しても諦めずに他のライダーを圧倒するガードナーの姿は、まさしく私のヒーローでした(でも、最初の転倒でリタイアしてれば、骨折しなずにすんだのに…)。
ちなみに、長らく優勝のなかったガードナーですが、復帰して引退発表をして挑んだイギリスGPで、見事優勝しました。引退宣言してからの優勝が渋すぎる!
ただし、そのイギリスGPのTV放送を私は見逃したんですよね。何故かと言うと放映当日、バイクで事故を起こして入院してたんですよ。未だに事故を起こした事より、ガードナーの勇姿が見れなかった事を残念に思います。
「グレカンさん、バイク乗ってるんですか?」
と聞かれ、バイク談義に花が咲きました。いやー、蘇る私のバイク人生…
私は実際に乗るのはオフロードオンリーなのですが、観戦はオン・オフ共に楽しみます。
そして、私が死ぬまでに生でお会いしたいヒーローの一人が、80年から90年に掛けて活躍した、ブルーサンダーこと、ワイン・ガードナーです。
そのロスマンズカラーに身を包んだアグレッシブな走りは多くのファンを魅了し、転倒しても諦めないその精神は、非常に日本人好みであったと思います。
私以上にガードナーが好きだった弟は、吸えもしないのに、ロスマンズのタバコを部屋に飾っていました。(そう考えると、やはり影響効果あるんだね。マルボロヤマハ然り、ラッキーストライクスズキ然り)
さて、何時もTVでしかその勇姿を見られなかったガードナーですが、92年鈴鹿GPでその走りを生で見る事が出来ました。あいにくの天候でしたが、初めて見る二輪最高峰のレースは音、スピードと凄い迫力で、無理して青春18キップで鈴鹿まで来た甲斐があったと、弟と二人で興奮しまくりでした。
決勝は、ガードナーが2LAP早々に第一コーナーで派手に転倒。100Rと180Rの間に陣取っていた我々は、
「え?もう?まだ一周しか拝んでないよ~」
と愕然としましたが、そこはガードナー。なんとフロントカウル破損の状態で、最後尾から鬼のような追い上げ。ファステストラップを毎週更新する勢いで、それはもう、ハラハラドキドキでした(また転倒するんじゃないかという意味で)。
実際、この時のレースは、安定した走りで定評のあるウェイン・レイニーが目の前ですっ転び、コシンスキーも転倒と、上位陣の転倒が多かったと記憶しています。
雨で他のライダーが思うようにペースをあげられない中、一人驚異的なタイムで周回するガードナー。順位があがるアナウンスが流れる度に、サーキット場で大きな歓声があがり、このレースの主役はトップのドゥーハンではなく、間違いなくガードナーでした。
しかし、レースも終盤に近づき、ガードナーの先を走るマモラとの差が徐々に縮まり、5位は確実と思われていた矢先、180Rで待っていた我々兄弟の目に飛び込んできたのは、ダンロップコーナーで二度目の転倒を起こし、すべる様に路面を滑走するNSRとガードナーでした。
後で知ったのですが、この時ストローバリアの下に運悪く体が入ってしまったガードナーは足を骨折してしまい、それがこの年で引退を決意した一因になったそうです。
確かこの年はアーブカネモトと再び手を組んで、万全な体制で臨んでいただけに、開幕戦での骨折による長期欠場はショックも大きかったと思います。
残念な結果に終わってしまいましたが、転倒しても諦めずに他のライダーを圧倒するガードナーの姿は、まさしく私のヒーローでした(でも、最初の転倒でリタイアしてれば、骨折しなずにすんだのに…)。
ちなみに、長らく優勝のなかったガードナーですが、復帰して引退発表をして挑んだイギリスGPで、見事優勝しました。引退宣言してからの優勝が渋すぎる!
ただし、そのイギリスGPのTV放送を私は見逃したんですよね。何故かと言うと放映当日、バイクで事故を起こして入院してたんですよ。未だに事故を起こした事より、ガードナーの勇姿が見れなかった事を残念に思います。
タグ:バイク
2010-11-09 23:54
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